ははのはなし

ははのはなし~その2

松岡農林水産大臣の「ナントカ還元水」問題。

もうすっかり議論は下火になりましたね。

春の訪れとともに、どこかにいっちゃったんでしょうか。

  

野党が松岡大臣を猛批判していたころ

わたしの義母も、怒ってました。

「なんなんだ、あの松岡っていうダイジンは!」と。

  

世の中は松岡大臣に対し

光熱費がかからないはずの議員会館に事務所をおきながら

べらぼうな光熱水費を計上していたことに怒ってましたよね。

民間は、数百円にいたるまでレシートを必死に集めて

申告してるっていうのに、

領収書もなく、

5年間に、約2880万円の光熱費を計上するなんざー

ゆるせん!と。

  

ごもっとも。

わたしもレシートを必死に集めてる口ですから同感です。

  

ただわたしの義母のおこる理由はちょっと違う。

 

「あのダイジンは、

水道水なんか飲む人はいまどきいない、って

言ったらしいじゃないの。

水道水を飲まない?なにをいってるか。

水道局の人が一生懸命キレイにして、

飲めるようにしてるっていうのに

人を馬鹿にするにもホドがある。

人が一生懸命やってる仕事を、ばかにするもんじゃない、

ダイジンともあろう人が!」

  

・・・なるほどー。

松岡大臣が、

「いまどき水道水を飲む人は少ない」という趣旨の

発言をしたかどうか、

いまひとつわたしには確証がありません。

が。

家事も仕事も誇りを持ってやり遂げている

義母らしいひとことでした。

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ははのはなし~その1

私の義母は

70歳を超えているとはとても思えないほど元気。

ふだんは埼玉に住んでいるのだけど、今、新潟に来ています。

  

先日自転車で転んで、

大きなあざをつくるほどのケガをしてしまった義母。

痛みもつらい上に、かなり精神的にめげていた。

  

しかし。

あざで終わったところがすごい。

きっと骨粗鬆気味の私だったら

複雑骨折していたんじゃないかなあ。。。

  

「おかあさん、骨強くて、ほんとに、よかったね」っていったら

「子供のころ、骨ごと秋刀魚食べたりしたからね。

鶏をつぶしたときは(!!)

骨をこまかく砕いて肉といっしょに団子にして、

煮て食べたもんだ。

骨が強いのは、おかあさんのおかあさんのおかげだ」と、腕をさすりながら言っていた。

  

義母は十日町の農家の出で、

実家は、けっこう大きな田んぼを何枚ももっていたらしい。

豆腐をつくったり、牛や鶏を飼ったりもしていたのだって。

だから義母は

幼いころから農作業の手伝いやら、兄弟の面倒やら

休む間もなかったそうです。

  

遊ぶときは、年の離れた弟をおんぶして鬼ごっこしてたんだって。

おんぶしたまま、池を覗き込んだら、

頭が重くて赤ちゃんごと、池にどぼーん。

ながーいこと池にはまっていたらしいけれど、

2人ともなんとか無事に、助け出され

義母はこっぴどく怒られたんだって。

  

今なら、子供に子供をおんぶさせるなんて!って親がおこられるところだよね。

 

義母の手は、厚くておおきくて、そして、今でもとても力強い。

義母の手にかかると、野菜はメインディッシュになるし

壊れたストーブはもとどおりになる。

やかんはピカピカに。

布団はふわふわに。

  

・・・おっと、

家事を全部

義母に任せていることがばれちゃうとこだった。

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